エフェクサー

エフェクサーは世界でもっとも使われている坑うつ薬です。

第四世代のSNR抗うつ剤として知られるエフェクサーは、アイルランドの製薬会社Wyethによって製造販売されています。

 

 

主成分はベンラファキシンで、うつ病の他に抑うつ状態や対人恐怖症、全般性不安障害など不安に駆られる症状の改善に効果的です。

 

 

うつ症状は初期神経伝達物質であるセロトニンとノルエピネフリンの活動が悪くなる事によって引き起こされ、エフェクサーに含まれるベンラファキシンはセロトニンやノルエピネフリンの再吸収を妨げる事によって興奮神経を刺激しうつ症状を改善します。

 

 

セロトニンの再吸収のみを阻害していた第3世代のSNR抗うつ剤よりも効果が高く、中〜高度のうつ病患者にも効果的です。

 

 

年齢や性別に関わらず効果を発揮し、他の薬に作用しにくいため併用しやすい坑うつ薬だと言われています。

 

 

ただし、未成年には使用できません。

 

 

服用方法は、治療初期には1日1回75mgを食事中か食後に水などで服用し、それより多く処方されている場合は朝昼晩で分けて1錠ずつ服用します。

 

 

症状を見ながら150mgまでなら増量できますが、それでも改善されない重度のうつ病の場合は医師の判断によって増量される事もあるでしょう。

 

 

ですが、1日に最大225mgと決められていますので、それ以上は服用してはいけません。

 

効果が高い抗うつ薬・服用する際の注意点

また、継続使用は最長6ヶ月で、最大量の場合は連続で続けられるのは最長4日です。

 

 

服用中は飲酒は避け、服用をやめる時は医師の指示にしたがって1〜2週間かけて少しずつ用量を減らしていきます。

 

 

自分の判断で薬の量を変えないで下さい。

 

 

もしも服用を忘れてしまった時は、その分は無視して次の服用から再開しましょう。

 

 

間違っても前回の分と併せて服用してはいけません。

 

 

飲み忘れが続いた時や飲みすぎてしまった時は、医師に相談して下さい。

 

 

副作用としては、吐き気や食欲不振、不眠やめまい、発汗に口の渇き、性的不能や不随意の射精などがあります。

 

 

エフェクサーは前の世代の坑うつ薬と比べると、効果が高く比較的副作用が少ないとされており、これらの副作用が現れた場合でも1〜2週間ほどで治まるでしょう。

 

 

ですが、ごくまれに急性好酸球性肺炎を引き起こす場合がありますので、肺などの呼吸器系に異常を感じた場合は、ただちに医師にご相談下さい。

 

 

併用禁忌薬としてはMAO阻害剤があり、MAO阻害剤使用後2週間以上は間隔をあけなければエフェクサーは使用できません。

 

 

心臓病や腎臓病、肝疾患、高血圧、てんかんなどの持病がある方や、妊婦や授乳中の女性は事前に医師に相談し、安全に利用しましょう。